AirPods 4のアクティブノイズキャンセリング搭載モデルを購入して、約2年になります。
初代、第2世代、AirPods 3、そして現在のAirPods 4。振り返ると、私にとって4つ目のAirPodsです。
ずっと満足して使い続けてきた、というわけではありません。AirPods 3では耳が痛くなり、別のメーカーへ乗り換えたこともありました。それでもAirPods 4で戻ってきたのは、耳をふさぐ感覚の少ない形と、iPhoneとの使いやすさに惹かれたからです。
そんな私が今、気になっているのがAirPods 5。特にワイヤレス充電ケース付きモデルに搭載された、イヤホンの軸をスワイプする音量調節です。
この記事では、AirPods 4を約2年使った感想を交えながら、AirPods 5の2モデルとの違いと、買い替えを考えている理由をまとめます。
※AirPods 5は2026年9月18日に発売されました。本記事はAirPods 5の実機レビューではありません。AirPods 4については筆者の使用感、AirPods 5についてはApple公式情報にもとづいて記載しています。

AirPodsに求めているのは、音質だけではない
イヤホン選びで私が大切にしているのは、耳への収まり方です。
シリコーン製イヤーチップを耳に入れるカナル型は、耳をふさぐような感覚が苦手。そのため、AirPods Proシリーズは使ったことがありません。Proの性能が悪いという話ではなく、私の好みの問題です。
初代AirPodsの、いわゆる「うどん」のような形が気に入っていました。第2世代へ買い替え、その後もAirPodsを選んでいたのですが、AirPods 3でつまずきます。
AirPods 3では、耳が痛くなってしまった
私の耳は小さめです。AirPods 3は、それまでのモデルより本体が大きく感じられ、使っていると耳が痛くなることがありました。
iPhoneとの使い勝手は気に入っていたので、しばらくは我慢。それでも使い続けるのがつらくなり、SOUNDPEATS製品へ乗り換えました。
この経験で感じたのは、音や機能に満足できても、耳に合わなければ毎日使うのは難しいということです。
他社製品も、音が悪かったわけではない
SOUNDPEATSやEarFunも使いました。音は良いと感じたものの、私にはイヤホン本体が大きく、話しているときや飲食で口を動かしたときに外れやすいのが気になりました。
ただし、これは私の耳での感想です。耳の形や大きさによって装着感は変わります。同じ製品でも、ぴったり合う人はいると思います。
だからこそ次のイヤホンは、ノイズキャンセリングの性能と同じくらい、サイズ感を慎重に確認したかったのです。
AirPods 4 ANCは、購入前に一番心配していた装着感がよかった
AirPods 4にアクティブノイズキャンセリング搭載モデルが登場したときは、「きた!」と思いました。
私の好きな、イヤーチップのないオープンイヤーデザインでノイズキャンセリングが使える。とても魅力的でしたが、AirPods 3で耳が痛くなった経験が頭をよぎります。
そこで比較サイトや動画をかなり調べ上げ、AirPods 3より小さめという情報を確認して購入しました。もちろん、最終的に自分の耳に合うかは装着するまでわかりません。
使い始めてから約2年。私の場合、AirPods 3で感じていたような耳の痛みはなく、今も使い続けられています。
「あのとき買ってよかった」と感じる、一番の理由です。なお、私には合いましたが、すべての人に痛みが出ないことを保証するものではありません。

耳を密閉しないノイズキャンセリングは、想像以上だった
購入前は、ノイズキャンセリングにそこまで大きな期待をしていませんでした。
耳をイヤーチップで密閉する形ではないので、「どれくらい違うのだろう」と思っていたのが正直なところです。
ところが、使ってみると想像以上。私にとってAirPods 4 ANCは、好みの装着感とノイズキャンセリングを両立してくれたモデルでした。
数値を測って性能を比較したわけではありませんし、使っていないAirPods Proとの優劣も言えません。それでも、購入前の期待を上回り、今も満足していることは確かです。
私が使っているのは、AirPods 4のアクティブノイズキャンセリング搭載モデルです。価格や在庫、販売元は各ショップで確認してください。
AirPods 4 ANCとAirPods 5のスペック比較
ここでは、私が使っている「アクティブノイズキャンセリング搭載AirPods 4」と、AirPods 5の2モデルを比較します。ノイズキャンセリング非搭載のAirPods 4とは異なるので、購入時はモデル名に注意してください。
| 項目 | AirPods 4(ANC搭載) | AirPods 5 | ワイヤレス充電ケース付きAirPods 5 |
|---|---|---|---|
| イヤホンの形 | イヤーチップなし | イヤーチップなし | イヤーチップなし |
| アクティブノイズキャンセリング | 搭載 | 標準搭載 | 標準搭載 |
| 本体寸法(高さ×幅×厚さ) | 30.2×18.3×18.1mm | 30.2×18.3×18.1mm | 30.2×18.3×18.1mm |
| 片耳の重量 | 4.3g | 4.3g | 4.3g |
| チップ | H2 | H2 | H2 |
| センサー | 感圧センサー | 感圧センサー | 音量スワイプ対応の感圧センサー |
| 軸のスワイプによる音量調節 | 非対応 | 非対応 | 対応 |
| ANC使用時の連続再生 | 最大4時間 | 最大4時間 | 最大5時間 |
| ANC使用時・ケース込みの再生 | 最大20時間 | 最大20時間 | 最大22時間 |
| 充電方法 | USB-C/Qi/Apple Watch充電器 | USB-C | USB-C/Qi/Apple Watch充電器 |
| ケースの「探す」用スピーカー | あり | なし | あり |
| ケース寸法(高さ×幅×厚さ) | 46.2×50.1×21.2mm | 46.2×50.1×21.2mm | 46.2×50.1×21.2mm |
| ケース重量 | 34.7g | 32.3g | 34.7g |
| 防塵・耐汗耐水性能 | IP54 | IP57 | IP57 |
出典:Apple公式・AirPods 4 ANC技術仕様、Apple公式・AirPods 5仕様。バッテリー時間はAppleの公称値で、使用環境や設定によって変わります。
サイズは同じ。ただし、装着感は実機で確認したい
公式に記載されている本体寸法と重量は、3モデルとも同じです。
AirPods 3のサイズ感で苦労した私にとって、これは気になるポイント。「4が自分に合っているなら、5も検討しやすそう」と感じます。
ただ、寸法が一致していることと、実際の装着感が完全に同じであることは別です。AirPods 5も痛くならないと、今の段階で言い切ることはできません。購入を考えるうえでは心強い情報ですが、できれば試着して確認したいところです。
惹かれるのは「音量スワイプ対応の感圧センサー」
私が特に惹かれたのは、ワイヤレス充電ケース付きAirPods 5に搭載される「音量スワイプ対応の感圧センサー」です。
イヤホンの軸を上下にスワイプして、音量を調節できます。この操作は通常のAirPods 5には搭載されていません。
上位モデルというとケースの充電方法だけが違うようにも見えますが、本体でできる操作も違います。音量スワイプが目当てなら、選ぶのは「ワイヤレス充電ケース付きAirPods 5」です。
AirPods 4を持っていても、5は買いなのか?
私にとっては、かなり気になる買い替え候補です。
AirPods 4の装着感とノイズキャンセリングには満足しています。そこに本体での音量調節が加わるなら、毎日の使いやすさがよくなりそうだと感じるからです。
ただし、「今の4に満足している人も、全員買い替えるべき」とは思いません。
今の4に不満が少なければ、使い続ける選択もある
AirPods 4 ANCが耳に合っていて、バッテリーや操作にも困っていないなら、急いで買い替える必要はないと思います。
少なくとも私にとって、約2年使ったAirPods 4は今も満足できるイヤホンです。新型が出たからといって、その使い心地まで変わるわけではありません。
音量操作が気になるなら、5のワイヤレス充電ケース付きモデルを検討したい
一方で、イヤホン本体で音量を変えたい人には、買い替えを考える具体的な理由があります。
私が選ぶなら、音量スワイプに対応するワイヤレス充電ケース付きモデル。ANC使用時の公称再生時間も、AirPods 4 ANCより長くなっています。
買い替えるかどうかは、現在の4の状態と、追加される機能にどれくらい魅力を感じるかで決めたいです。
AirPods 5には通常モデルとワイヤレス充電ケース付きモデルがあります。音量スワイプを使いたい方は、購入前にモデル名を確認してください。下のボタンからApple公式の各モデル購入ページを確認できます。
イヤホン選びで失敗したくないなら、耳に合うかを最優先に
初代から4世代使ってきて感じるのは、「新しい」「高機能」という理由だけでは、自分に合うイヤホンは選べないということです。
AirPods 3では耳が痛くなり、他社製品では音に満足していても外れやすさが気になりました。そしてAirPods 4で、ようやく自分が心地よく使える組み合わせに戻ってこられました。
私と同じように装着感で迷っている人は、可能であれば試着し、耳への当たり方や口を動かしたときの収まりも確かめてみてください。
AirPods 5のワイヤレス充電ケース付きモデルは、私には「買いたい理由が増えた一台」です。4で気に入った使い心地を期待しながら、次は音量スワイプを実際に試してみたいと思っています。
AirPods 4も検討する場合は、ANC搭載・非搭載を間違えないようにモデルを確認してください。


コメント