【DIY】築19年の窓のカギ(クレセント)を自分で交換してみた|メーカー確認から購入・交換手順まで

DIY・工具

築19年になり、窓のカギもかなり色あせてきて、動きも少し気になるようになってきました。

交換のきっかけは、嫁さんのひと言。
「あまりにも劣化して見栄えが悪いから、交換してほしい」

正直、
「まだ壊れているわけじゃないし、このままでもよくない?」
という心の声もありましたが、そこはそっと押し込んで、

「またひとつDIYスキルを成長させる機会を与えてくれた(笑)」

と思い、自分で交換に挑戦してみることにしました。

まずは窓のラベルからメーカーとシリーズを確認し、交換部品と手順を調べて作業したところ、初心者でも約10分で交換できました。

  • 窓のカギが古くなってきた
  • 交換したいけれど型式が分からない
  • 自分で作業できるか不安

そんな人の参考になればうれしいです。

この記事では、私が実際に行った確認方法と交換手順を写真付きでまとめます。結論からいうと、一番大切なのは上下2本のビスを一度に外さないことです。

新日軽アリッツの劣化した交換前のクレセント
築19年で色あせと劣化が目立っていた交換前のクレセント

劣化していた窓のカギは「クレセント」

今回交換したのは、引き違い窓の室内側に付いているカギです。この半円形の金具を回して施錠する部品は「クレセント」と呼ばれます。

築19年で、レバーと本体は全体的に変色し、表面の劣化も目立っていました。まだ施錠はできましたが、今後も安心して使えるよう交換することにしました。

最初にメーカーと窓のシリーズを確認

交換部品を探す前に、窓上部のラベルを確認しました。我が家の窓は新日軽の「アリッツ」です。

窓上部にある新日軽アリッツの製品ラベル
窓上部のラベルでメーカーとシリーズを確認

この情報をもとにChatGPTで候補を整理し、公式商品情報と現物の形、左右の向き、色、取付けネジの間隔を照合しました。AIの回答だけで購入を決めず、最後は必ず現物と販売ページの適合情報を確認するのが安全です。

今回購入したクレセントは8AKEY72R

今回購入したのは、新日軽 アリッツ用クレセント「8AKEY72R」です。リビング側は問題なく取り付けできました。

購入した新日軽アリッツ用クレセント8AKEY72R
今回購入したグレーの8AKEY72R
  • メーカー:新日軽(現在はLIXIL)
  • シリーズ:アリッツ
  • 購入品:8AKEY72R
  • 色:グレー
  • 取付けネジ穴の間隔:60mm
  • 用意した数:2個

LIXIL公式の商品ページでは、8AKEY72Rは2005年以降のアリッツ/アルプラクラス用で、既存のネジを再利用するよう案内されています。見た目が似ていても左右や寸法が違うことがあるため、商品名だけで判断しないことが大切です。

LIXIL公式:8AKEY72Rの商品情報を見る

※以下にはアフィリエイトリンクを含みます。購入前に型式・左右・色・ネジ穴の間隔を必ず確認してください。

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交換前に押さえたい2つの注意点

1.上下2本のビスを一度に外さない

クレセントは上下2本のビスで固定されています。2本とも外すと、サッシ内部の固定板が落ちてしまい、通常の交換作業では取り付けにくくなるおそれがあります。

古いクレセントを外す間も、上下どちらか一方のビスで固定板を保持します。

今回の新日軽アリッツで行った方法です。別メーカー・別型式は、メーカーの手順を先に確認してください。

2.電動ドライバーではなく手回しドライバーを使う

今回は手回しのプラスドライバーを使いました。電動ドライバーは一気にネジが抜けたり、締め過ぎたりする可能性があります。固定板の落下やネジ頭の破損を避けるためにも、慌てず手で回す方が作業しやすいと感じました。

クレセント上側のビスを手回しドライバーで外す様子
電動工具を使わず、上側のビスから外す

クレセント交換の手順

1.上側のビスを外す

クレセントを解錠した状態にして、まず上側のビスを手回しドライバーで外します。外したネジはなくさないよう、すぐ近くの安全な場所へ置きました。

2.古いクレセントをずらし、上側を仮固定する

上側のビスを外したら、古いクレセント本体を少しずらします。空いた上側の穴へビスだけを戻し、サッシ内部の固定板が落ちないよう仮固定します。

上側のビス穴を空けるため古いクレセントをずらした状態
固定板を落とさないよう、クレセントをずらして上側を仮固定する

3.下側のビスを外し、古いクレセントを取り外す

上側をビスで保持できたら、下側のビスを外して古いクレセントを取り外します。

古いクレセントを外したサッシの上下取付け穴
古いクレセントを外した状態。上側のビスで内部の固定板を保持している

4.新しいクレセントを下側から取り付ける

新しいクレセントの向きを確認し、まず下側をビスで仮止めします。左右を逆にしないよう、取り外す前の向きと見比べました。

新しいクレセントを下側から仮止めしている様子

5.上側も固定して位置を調整する

上側を保持していたビスを外し、新しいクレセントの上側を取り付けます。最初から強く締め切らず、クレセントを施錠・解錠して受け金具との掛かりを確認しながら位置を調整しました。

問題なく動く位置が決まったら、上下のビスを手でしっかり締め、最後にネジカバーを戻して完成です。交換後は窓を閉めた状態で、施錠・解錠を数回確認しました。

新しいクレセント8AKEY72Rを取り付けた窓
交換後。開閉と施錠を数回確認した

新旧を比較すると見た目も内部も違った

交換前後を並べると、古いクレセントの色あせがよく分かります。新しい方はレバーの動きも安定し、操作しやすくなりました。古いものは裏側を見たらバネが外れてました。

劣化した古いクレセントと新品8AKEY72Rの正面比較
左が交換前、右が新しい8AKEY72R

カバーを外して内部を比べると、機構にも違いがありました。外観だけでなく、型式と適合を確認して部品を選ぶ必要があります。

古いクレセントと新品8AKEY72Rの内部構造比較
カバーを外した内部構造の比較

リビングと風呂場では元のレバー長が違った

本来はリビングの2か所を交換する予定でしたが、風呂場のクレセントの方が劣化していたため、購入した2個のうち1個を風呂場へ回しました。

交換後に気づいたのが、リビングと風呂場では、もともと付いていたレバーの長さが違うことです。風呂場の方が短いタイプでした。

リビング用の長いクレセントと風呂場用の短いクレセントの比較
左が長いタイプ、右が風呂場にもともと付いていた短いタイプ

今回購入した8AKEY72Rはどちらも問題なく取り付けでき、施錠・解錠も確認できました。ただし、見た目や本来の仕様を考えると、できるだけ元のレバー長に近い型式を選んだ方がよいと感じます。

アリッツ用クレセントはレバー長と色に違いがある

今回調べた範囲では、アリッツ用クレセントはレバー長によってAKEY71・72・73に分かれています。

  • AKEY73:レバー長 約41mm
  • AKEY71:レバー長 約60mm
  • AKEY72:レバー長 約80mm

また、8AKEY72Rはグレー、TAKEY72Rはブラウン系です。下の図は違いを把握するための簡略イメージで、実物の色味や細部とは異なる場合があります。

アリッツ用クレセントの色とレバー長の型式比較図
アリッツ用クレセントの色とレバー長の違い(説明用イメージ)

購入前に、窓のシリーズ、左右の向き、色、取付けネジ穴の間隔、元のレバー長を現物で確認してください。

取り付けできる場合でも、本来の指定部品と同一とは限りません。

交換してみた感想

正直、作業前はかなり不安でした。それでも、窓のラベルを確認し、公式情報と現物を照合し、交換動画と手順書で作業方法を確認してから進めると、初心者の私でも交換できました。

作業時間は約10分。難しい工具は不要でしたが、上下2本のビスを一度に外さないことと、手回しドライバーを使うことは特に大切です。

参考にしたYouTube動画

交換前に、こちらの動画でクレセント交換の手順と注意点を確認しました。

YouTubeでクレセント交換の参考動画を見る

まとめ

  • 最初に窓のラベルでメーカーとシリーズを確認する
  • 左右、色、ネジ穴の間隔、レバー長を現物と照合する
  • 上下2本のビスを一度に外さない
  • 電動工具ではなく手回しドライバーで作業する
  • 交換後は施錠・解錠と受け金具への掛かりを確認する
  • 不明点がある場合や固定板が落ちた場合は、無理をせずメーカーや専門業者へ相談する

窓のクレセントが古くなり、『業者を呼ぶほどか迷う』という方は、まず窓上部のラベル確認から始めてみてください。型式と手順をきちんと確認できれば、自分で交換できる場合があります。

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