KONCIWA形状記憶傘レビュー|「3秒でたためる」を試すと9秒だった

ファッション・アウトドア

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地黒で吸収率抜群な私にとって、紫外線はマブダチ並みに付き合いがいい。とはいえ50も近くに見えてくると、さすがにシミが気になってくる――そんなきっかけで「自動折りたたみ傘」を使い始めて、もう何年も経ちました。

今回ご紹介する KONCIWA(コンチワ)の形状記憶折りたたみ傘「3秒でたためる傘」 は、私にとって 3本目の自動折りたたみ傘。最初は「自動傘なんて壊れやすいんじゃ?」と勇気がいったのですが、今ではもう手放せない一品になっています。

この記事では、前回購入品との比較を交えながら、KONCIWAの「形状記憶」って実際どうなの?を正直にレビューします。

KONCIWA INNOVIBE MFU形状記憶傘のブランド名
購入したKONCIWA形状記憶傘のパッケージ

こんな人におすすめ

  • 自動開閉の折りたたみ傘を初めて買う人(しっかりした作りで第一印象が良い)
  • 畳むのが苦手な人(形状記憶があれば多少雑でもキレイに収まる)
  • 仕事用に「ちょっと良い傘」が欲しい人(マットなグリップで高級感あり)
  • シャフトの押し込みやすさを重視する人(必要な力の感じ方には個人差があります)
  • 日傘兼用で使いたい人(紫外線対策にも◎)
  • 骨が多くてしっかりした作りが欲しい人(8本骨で安心感あり)

気になった方は、まず各ショップで価格をチェック。

私の自動折りたたみ傘の遍歴

まずは、私がここまで使ってきた自動折りたたみ傘の歴史をざっと紹介します。

1本目:日除け用に買って、2年でお別れ

きっかけは「昼休みの散歩用」。「日傘男子」なんて言葉に少し抵抗もありましたが、シミの心配には勝てません。

最初の自動折りたたみ傘は約2年使って、ある日 自動開閉機構の部分が壊れて 寿命を迎えました。ほぼ毎日使っていたので、よく持ってくれた方だと思います。これは私が使った1本の経験で、自動開閉傘全体の耐久性を比較したものではありません。

2本目:今年3月、軽さを重視して230g台

2本目を選んだときは「とにかく軽いやつ」が条件。重さ約230g のものを選びました。これがもう、感動的な軽さ。

やっぱ軽さは正義です。今は会社のデスクに常駐させて、昼休み散歩用と急な雨に備える毎日のお守り的存在になっています。

3本目(今回):通勤用の長傘が持っていかれた事件

そして今回が3本目。理由はちょっと悲しくて――通勤用に使っていた雨傘が、間違って誰かに持っていかれたのです。折りたたみではなく長傘で、使いやすかっただけにショックでした。

2ヶ月間、来る日も来る日も傘立てを覗いては「戻ってないかな…」と確認していましたが、結局戻ってこず。仕方なく新調することにしました。

今回の購入条件と「形状記憶」というキーワード

せっかく新しく買うなら、ということで条件を整理しました。

  • 携帯できること = 軽量(前回の感動を再現したい)
  • 自動開閉あり(一度使うと手動には戻れない)

そんな中、物色していて1つ気になったキーワードがありました。それが 「形状記憶」。

他の傘より若干だけ割増だったので、まさに 「物は試し」 で購入してみたのが、KONCIWAの「3秒でたためる傘」です。

KONCIWA 3秒でたためる傘の付属タグ「らくらく収納 スゴ軽雨傘」
付属タグの「らくらく収納 スゴ軽雨傘」が、なんとも頼もしいキャッチコピー

KONCIWA「3秒でたためる傘」の基本スペック

  • シリーズ名:KONCIWA INNOVIBE MFU形状記憶傘
  • キャッチコピー:3秒でたためる傘 / らくらく収納 スゴ軽雨傘
  • 開閉方式:自動開閉(ハンドルのボタン一押し)
  • 生地:MFU形状記憶素材(熱加工で「記憶シワ」を生成)
  • 骨の本数:8本骨
  • 夜間視認性:反射ライン入り
  • ハンドル:マット質感の大きめグリップ

商品タグによると、MFU形状記憶 は「特殊な熱加工により『生地そのもの』に記憶シワを作る」技術だそう。要するに 「キレイに畳むためのガイドが、生地に染み込んでいる」 イメージです。

2本目との比較レビュー

同じKONCIWAブランドの2本目と並べて比較してみました。

左:3本目(形状記憶) / 右:2本目(軽量タイプ)

畳んだ姿の違い:圧倒的にキレイにまとまる

2本とも結構ささっと畳んだ状態です。並べて畳んでみると、その差は一目瞭然。3本目のKONCIWAは 簡単にキレイにまとめることができます。一方、2本目は同じように畳んでもどうしてもシワが残り、ふっくらしてしまいます。

バンドの違い:マジックテープ vs ボタン

もう一つ大きな違いがバンドの留め方。3本目はマジックテープ、2本目はボタン式です。

マジックテープは 適当に巻きつけてピタッと貼るだけ なので圧倒的に速い。ボタンだと「位置を合わせて押し込む」必要があり、これが地味に手間。KONCIWAが「3秒で畳める」と謳う理由のひとつは、このバンドの違いにもあると感じます。

KONCIWA折りたたみ傘のマジックテープ式バンド
KONCIWAは留めバンドが「マジックテープ」式。素早く留められる秘密

大きさ:ほぼ同じ

畳んだ長さは2本目とほぼ同じ。バッグに入れる感覚はそのままで違和感ゼロです。

重さ:若干重い(その理由は「骨の本数」)

2本目の 230g と比べると、3本目は 少しだけ重め。ただ、その理由を確認したらナルホドでした。

  • 2本目:6本骨
  • 3本目(KONCIWA):8本骨

2本骨が増えれば、その分しっかりするけど重くもなる。これは 安心感とのトレードオフ ですね。

実際、2本目では 少し風が強いと頼りない感じ でしたが、3本目の8本骨は風が吹いてもしっかり踏ん張ってくれます。ただし耐風試験はしておらず、骨の本数だけで強度は判断できません。強風時の使用には注意が必要です。

持ち手:グリップが大きめでマット質感、高級感あり

KONCIWA形状記憶傘のグリップ部分、ロゴ刻印
マット質感の大きめグリップにロゴ刻印。安っぽさがない

これは触ってすぐ分かる差。グリップが大きく、マットな質感で高級感あり。中央に金属プレートのロゴ刻印が入っていて、ぱっと見でも安っぽさを感じません。

2本目は軽量重視で簡素なグリップだったので、ここは確かな差別化ポイント。

自動開閉:私にはシャフトを押し込みやすかった

自動開閉式の傘で意外と気になるのが、畳む時にシャフト(中央の棒)を押し込む力。安いやつだと、これがけっこう硬くて疲れます。

KONCIWAは「カチッ」と音が鳴るまで、私には押し込みやすく感じました。必要な力には個人差があるため、握力に不安がある方は実物を試せると安心です。

形状記憶:なるほど、確かに畳みやすい

そして本命の 形状記憶。これは正直、感動レベルでした。

雑に畳んでも、生地が「ここに折りたたまれたい」という記憶を持っているので、大方キレイに収まります。一部だけシワになりやすい箇所はあるので、最後に軽く整えるとさらにキレイ。

雑に畳んでもこのキレイさ。生地が「折りたい場所」を覚えている

そして次の2枚の写真を見ていただくと、形状記憶の正体がよく分かります。傘を広げた状態でよく見ると、生地そのものに均一な折りジワが放射状に入っているのが見えますよね。

これが MFU形状記憶の正体。商品タグにあった「特殊な熱加工により『生地そのもの』に記憶シワを作る」というのは、まさにこの状態のこと。熱加工で生地に「ここで折りたい」という記憶を焼き付けてあるんです。

だから雑に畳んでも、生地が 自然とこのシワに沿って折れていく。「キレイに畳まれる」のは、技術ではなく 生地に組み込まれた構造 のおかげなんですね。

本当に「3秒」で畳めるのか?実証してみた

気になるのが、商品名の 「3秒でたためる傘」 というキャッチコピー。本当に3秒で畳めるのか、ストップウォッチを片手に実証してみました。

結果は…9秒でした。

「あれ、謳い文句より遅いじゃん」と思われるかもしれませんが、これは 急がず、ゆっくり丁寧に畳んだ結果。普通の感覚で畳んで9秒なら、十分すぎるくらい早いと感じます。しかも キレイにたためる。

「3秒」は商品のキャッチコピーで、私が丁寧に畳んだときは9秒でした。メーカーと同じ条件で測定したわけではないため、この結果だけで表示の正しさは判断できません。私にとっては、時間よりも生地がまとまりやすく、見栄えよく畳める点がメリットでした。

正直、これまで使っていた自動折りたたみ傘も 「畳むのは雑」 でやっていたので、機能的にはそれほど困っていませんでした。

でも、いざキレイに畳めると 気持ちが良い。鬱陶しい雨の日が、少しでも良い気分になれるのは、地味に大きい価値だなと感じています。

形状記憶の 耐久性については、まだ買って間もないので分かりません。何ヶ月か使った時点で追記レビューする予定です。

気になる点:持っていると手のひらが疲れる

正直に書きます。これはKONCIWAに限った話ではないかもしれないですが、持っていると少し手のひらが疲れる んです。

「あれ?折りたたみのほうが短いのに、長傘より疲れる気がする…」

グリップは以前の傘より大きく、私は持ちやすいと感じました。それでも持ち続けると手のひらが疲れることがあり、短時間の使いやすさと長時間持ったときの負担は別だと感じます。疲れる原因を測定したわけではないため、折りたたみ傘全体の弱点とは断定できません。

メリット・デメリットまとめ

✅ メリット

  • 形状記憶でキレイに畳める(雑に畳んでも大方キレイ)
  • 8本骨でしっかりした作り(強風への耐性は未検証)
  • マット質感の大きめグリップで高級感あり
  • 私にはシャフトを押し込みやすかった
  • 反射ライン入り(夜間の見え方は未検証)
  • 実測 9秒で畳める速さ(私が丁寧に畳んだときの結果)
  • 日傘兼用で 紫外線対策にも使える

⚠️ デメリット

  • 2本目(230g)よりは 少し重い(8本骨ゆえ)
  • グリップは大きめでも、私には持ち続けると手が疲れることがある
  • 形状記憶も 完璧ではなく、軽く整える手間は必要
  • 他の折りたたみ傘より 少し割増の価格(その分の価値は十分あり)

向かないかもしれない人

  • とにかく軽さ最優先(230g台のさらに軽いモデルが他にあります)
  • 長傘の持ち心地を重視する人(私は持ち続けたときに手の疲れを感じました)
  • 形状記憶に過度な期待をする人(雑に畳むとほぼキレイになるが、完璧ではなく軽い整えは必要)

まとめ:3本目で「形状記憶」に出会えて良かった

1本目で「自動開閉の便利さ」を、2本目で「軽さは正義」を学び、そして3本目のKONCIWAで「畳みやすさという気持ち良さ」を知りました。

「他の傘より少し割増」だったので最初は迷いましたが、結果として大正解でした。鬱陶しい雨の日が、KONCIWAのおかげで少しだけ気持ちよくなっています。

形状記憶の耐久性については、また数ヶ月使った時点でレビュー更新する予定です。

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